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新作「バイバイ、アイドル」

i-Fest@! 参加作品。
明後日の方向に全力を傾けてみました。
追いつめられた奇跡のミラクル脳直動画です。
あらい作品ですが、いろいろと新しい挑戦が詰まっております。



12/8 追記:以下、あとがきを装った何か。


あとがきというよりは個人的な回顧録に近いものです。
記憶をたどりながらメモしていったら、無駄に長くなってしまいました。
推敲するのが面倒なので、ご興味のあるところだけつまんでいただければ。


■初期案のこと■

初期案は、野尻抱介著「ロケットガール」を元にした物語でした。
やよいが宇宙(そら)に浮かんでいる絵だから、という安直な発想です。

女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
(2006/10)
野尻 抱介

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以下しばらく、趣味の「ロケットガール」談義。

……をしようと思ったら熱くなりすぎて異常な長文になったので割愛します。

ヒント:高槻やよい 145cm, 37kg
これは、「ロケットガール」の世界観において、飛行士として破格に有利な条件。
しかも、原作主人公がイヤイヤこなしていたアイドル的役割についてもバッチリ。

要するに、色々あって、もうこれしかないと思ったわけです。

ところがどっこい。
いざ書きはじめてみると、再生時間が2時間あっても足りないことが分かりました。
こちらに書き出しのテキストだけ置いておくので、お暇な方はどうぞ)
この時点ですでに、i-Fest@!前の最後の日曜日。
あー。

ともあれ皆さん、「ロケットガール」を読んでみましょう、面白いですから。
どなたか本気で、アイドルマスター×ロケットガールをやってくれませんか。
全力で応援しますから。
フレーッ、フレーッ!


■難産のこと■

さて、「ロケットガールやよい」は廃案となりました。
しかし、どうしてもロケットを使いたい。

そこで私、思い出しました。
アレが実用化されていたことを。
ロスオリンピックの「ロケットマン」です。

これでオチは決まりました。
もちろん、それ以外は何も決まっていません。

まあ何とかなるかと、とりあえずテキストエディタを開きます。
一行も書けません。
初めての経験です。
困った。

部屋を片付け、布団を綺麗にたたみ、その上ででんぐり返しをし……
一通りの奇行を済ませてアキレス腱を伸ばしているあたりで受信しました。

よし、とにかくハイテンションにして力技で押し切ろう。
脳内でやよいが叫びます。
「ロケットが!ナンボの!もんじゃあああああっ!」
(この台詞は最後まで残りました)

このときイメージしていたのは完全なギャグ作品でした。
アイドルたちはみな男弁で、常に「ッ!!」で絶叫。

春香「芸人ナメんなやあああああああッ!!」
雪歩「765の生き様みせちゃるけえのおおおおうッ!!」
(初稿より抜粋)

みたいなー?
こうしてみると、最終的にやっていることは変わっていない気もしますが。


■変身のこと■

勢いに任せて男弁のオモシロ脚本を書くうち、何か別のものが生まれました。
書き進めるにつれて、どんどん胸が熱くなり、なぜか最後は感動で泣きました。
ほら、明け方だったので。

これは、いつの間にか重要なテーマ(後述)を含んでしまっていると思いました。
物語が、変身したのです。

だから、書きなおすことにしました。
ちゃんと舞台を設定して、まともな骨組みを立て、精一杯シリアスに。

それでアレかい。
はい、まったく返す言葉もございません。
私は病気なので、たくさん照れ隠しを入れないと真面目なことが書けないのです。
なんでしょう、「滑稽病」?

でも、人物設定がかっこわるくて情けないほど、
彼女たちの「決断」する様はかっこいいと思ったのです。


■制作のこと■

初めて作る、ノベル形式の作品です。
あまりポジティブな理由からではありません。
今回の物語を、動画的に表現する技術も時間もないと思ったからです。

そういうわけで「地の文書けない書けない病」の私なりにがんばってみました。
見返してみると、だいぶ拙いし、文章というよりポエムのようで恥ずかしい。
恥ずかし乙女ー!!

動画制作は、紙芝居クリエーターを使わず、編集ソフトのみで行いました。
文字送りは、テキストレイヤーにワイプトランジションです。
(ところでこれは独り言ですが、私はグーとかチョキとかパーとかが大好きです。
 いえ、あくまでも独り言なのですが)



■物語のこと■

照れ隠しの滑稽でだいぶん厚めに塗り込めた「バイバイ、アイドル」。
その物語の核となるテーマを、私自身が思い描いたほぼそのままに、
すとんと受け取ってくださった方がいらっしゃいました。

208日目 バイバイ、アイドル

記事を見つけたときはもう、嬉しくて嬉しくて、こみ上げるものがありました。
念のために申し上げておきますが、ゲロではございません。

これほどの記事をいただいては、シラを切るわけにも。

はい、本作は、ドシリアスでございます。
私にとっては紛う方なき感動巨篇なのです。
多くの方にとってそう見えないのは、私の実力不足もしくは夏の太陽のせいです。

さて、ここは皆様に上記を読んでいただくとして、私は多少補足をすれば十分。

記事中では、「バイバイ、アイドル」のテーマが「決意」と表現されています。
まさしく、まさしく。

あえて言い換えるならば、「選択」でしょうか。

動画の9:13~12:43あたりの部分。
ここが、作りたかった。

シチュエーションのヒントとなったのは、1966年のビートルズ来日公演。
その前座を、ザ・ドリフターズが務めたというエピソードです。
(あの「ドリフ」のことで間違いありません。有名な逸話ですが)



バンドとして、ビートルズの前座を務めるほどの実積があったドリフターズ。
1964年にいかりや長介がリーダーとなってから特にコミックバンド色を強め、
上記の公演でも、きっちりと演奏をこなしながらコミックをやっています。

その後、ついには音楽活動をやめて、コメディアン一本となりました。

彼らの胸中は、どのようなものだったのでしょうか。
彼らは、何をどう選んだのでしょうか。


■雑感■

色々な点で、初めて作るタイプの作品でした。
アラは多いですが、わりと面白いものができた気がしなくもない。

上ではテーマ云々というよく分からんお話をしてしまいましたが、
やっぱり娯楽作品としてテケトーに見ていただくのがいいかなあと思います。
視聴者が反応に困った挙句「なんなんだこれは」と言ってくれたら狙い通り。
その上で「おもしろい」と言っていただけたら最高です。

しかし、0905P合作明けから、一週間足らずでよく出来上がった。
実は、アップロード日が指定されていることに気付いていませんでした。
もし私のアップロード日が金曜だったら、間違いなく遅刻だったでしょう。



■おまけ1:人物設定■

二つ名の元ネタなど書いてみようかと。
春香・千早・真の三人は、作中で二つ名を表示していませんが。

〈ドリフター〉天海春香
 作中の765では実質的リーダー。「おいっすー!」と言えばもちろん長さん。

〈ジェット・チー〉如月千早
 ジェット・リーより。中国映画でよく見られる「軽功」が得意。

〈パペットラビット〉水瀬伊織
 パペットマペットより。ウサちゃんを生きているように操ります。

〈叫ぶ詩人〉萩原雪歩
 叫ぶ詩人の会より。メルヘンなポエムをデスヴォイスで絶叫します。

〈人間凶器〉菊地真
 元ネタなし。素手で何でも破壊します。自動車とか。

〈双子技のデパート〉双海亜美/真美
 「技のデパート」舞の海関より。ツイン四十八手を会得しています。

〈狂った22世紀〉秋月律子
 某ネコ型ロボットより。「本日のビックリドッキリメカ」コーナーが人気。

〈美女型火炎放射器〉三浦あずさ
 元ネタなし。テキーラを口に含み、霧状に吹いて火をつけます。

〈Ms.マリック〉
 Mr.マリックより。「きてるの、きてるの~」。

〈もやし係長〉あらため〈ロケットガール〉高槻やよい
 新たに生まれた11人目の戦士。努力と根性で空を飛びます。


■おまけ2:楽曲リスト■

出典の取り合わせを見ると、訳が分かりませんね。
「トップをねらえ!」を中心に、趣味全開の選曲です。

1プロローグトップをねらえ! 響綜覧
2千鳥足めぞん一刻 ミュージック・カクテル
3赤色巨星トップをねらえ! 響綜覧
4Battle Without Honor or HumanityKILL BILL OST Vol.1
5時の河を越えて・・・トップをねらえ! 響綜覧
6かけ足 その2めぞん一刻 ミュージック・カクテル
7大都会クリスタルキング
8休み時間デスカ2あずまんが大王 OST Vol.1
9遥かなるエクセリヲントップをねらえ! 響綜覧
10ガンバスタートップをねらえ! 響綜覧
11ノリコトップをねらえ! 響綜覧
12What a Wonderful WorldLouise Armstrong

Tag : ニコニコ動画 アイドルマスター

コメント

No title

はじめまして、しまかぜと申します。
アイドル寮空室あり!をはじめ、いつも楽しませていただいています。
いやはや、今回の作品はすばらしかった。
あいにく、後ろ向き云々を読み取るだけの能力は持ち合わせておりませんでしたので、
やってる本人は大真面目に、しかし周りから見ればコメディという味付けが大好物でして、そういうものとして楽しませていただいておりましたが、
飛んだシーンのあと、最高潮に盛り上がる場面で、まるで大歓声が聞こえてくるようで思わず泣きそうになってしまいました。
途中なんか分からんが熱いな!と感じたのは彼女らの決意がすっきりぽんPの本気とあいまって鈍感な私のアンテナにもビシバシ伝わってきたからでしょう。
ちなみに「ふるい夢」という表現がなんだがすごくぐっときました。

なんだか完全なチラ裏ですがすげぇもん見せてくれたことに感謝を伝えたいと居ても立ってもいられず。
あらためて素敵な作品をありがとうございました。

Re: No title

熱い感想を、ありがとうございます。
作ってよかったと、心から思います。

後ろ向き立ち絵の意味については、恥ずかしながら私も記事を読んで初めて
「そうだったのか!」と自覚したクチなので、ご安心ください。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 溜まりに溜まった感想と+α

いやはや過分なお褒めをいただき恐縮です。
春香さんの愛しさを共有できるのは嬉しい!
「ンなわけはるか!」についてですが、私なぞに何か権利があるでもなし、
フリーダムにお使いいただいてノープロブレムかと思います。
いえむしろ広めてください、流行語大賞を目指して。

No title

「空き室あり!」で「この人は只者ではない…」といつも思いながら、
非常に遅れて「バイバイ、アイドル」を鑑賞させていただきました。
・・・素晴らしい!
できればこの設定でまた別の話が読みたいものです。
本当に、感動をありがとうございました。どうかご自愛下さい。

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