スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

技術メモ MacにおけるH.264エンコード3種の比較

ニコニコ動画向けのMP4 (H.264) をつくる方法は色々とあります。
うち、私の使用している3つの方法について比較し、使い分けを考えてみました。

ただし、まったくもって感覚的な比較に基づいているのでご注意ください。
(ちなみに私は、画質の細かい違いなぞ分からないほうです)
また、元動画によっても結果は変わると思います。
つまり、参考程度に聞き流してくださいませ。

環境は Mac OS X 10.6(+ Parallels Desktop 4.0 + Windows XP)です。


■3つの方法■

方法1:QuickTime + Apple H.264エンコーダ(OS標準)
方法2:QuickTime + x264Encoder.component
方法3:つんでれんこ

QuickTime のバージョンは7.6.3、QuickTime Player Pro から利用。
x264Encoder のバージョンは1.1.5、プリセットはデフォルトのまま。
つんでれんこのバージョンは2.16、プリセットはe3(画質超重視)。
Macでのつんでれんこの扱い方についてはこちらのエントリへ。


■比較:ノイズの多さ■

・エコノミー回避ありの場合(約230kbps制限)

 動きの多い動画だと、つんでれんこ圧勝。
 QuickTimeではノイズが目立つ。 
 ただし動きの少ない動画ならQuickTimeでも十分にきれい。

・エコノミー回避なしの場合(約1000kbs制限)

 各方法で差は分からない。


■比較:発色■

・エコノミー回避ありの場合

 Apple H.264 は、かすかに彩度が高くなる。また、やや白っぽくなる。
 x264Encoder とつんでれんこは、やや彩度が高くなる。

・エコノミー回避なしの場合

 つんでれんこは、彩度の高さが緩和されない。
 Apple H.264 と x264Encoder は、つんでれんこより元動画に忠実。
 (ただし、かすかに彩度が高くなる傾向は残っている)


■比較:労力■

最終出力時のエンコード時間のみを比較すれば、つんでれんこがやや速い。
ただし、元動画をつんでれんこが読み込める形式に変換する手間と時間がかかる。
(あくまでMac環境では、という話。詳しくはこちらのエントリにて)
よって、結局は、元動画を直接最終出力へ持って行けるQuickTimeが圧倒的に楽。


■結論■

動きの多い動画、かつエコノミー回避をする場合は、つんでれんこ。
動きの少ない動画、またはエコノミー回避をしない場合は、QuickTime。
Apple H.264 と x264Encoder は、まあどちらでもよい。
(x264Encoder は非常に細かく設定をいじれるので、詳しい人にはよいかも?)

……という感じで、私は使い分けようかと思います。
つまり、アイドル寮はつんでれんこ、鼻掃除などはQuickTimeですね。

Tag : ニコニコ動画

コメント

No title

おお、こういう比較はとても助かります。
超私事ですが、今見る専からの卒業を目指し、
人生初の動画制作の真っ最中でして。
今回の比較、参考にさせていただきますね。

Re: No title

ニッチに過ぎて誰の得にもならないのではと思っていたので、
少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

初動画、がんばってください。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

うわおおお、解説記事を起こしていただけるなんて。
ありがとうございます。
さっそく試してきます。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。